世界の太陽光発電

世界各国では太陽光発電にどのような意識を持っているのでしょうか。

ここでは主要都市の現状を分析していきたいと思います。

ドイツでは、04年にフィード・イン・タリフ制度がスタートしました。

同制度の導入によって、一般家庭などでは銀行預金よりも太陽電池を購入して発電事業をするほうが利回りが高くなり、太陽電池産業は一気に盛り上がりを見せました。

買い取り期間は20年保証で、05年以降は5パーセントずつ買い取り価格が低下します。

06年についに世界の太陽電池市場でドイツが50パーセントを超えるシェアを占めました。

現在、世界の太陽電池産業を支えているのがドイツです。

緑の党が政権から離れていることが制度存続のうえでリスクとも言われています。

しかし、ドイツは太陽光発電への積極的な取り組みによって、国内で太陽電池を含む関連産業が成長を遂げ、雇用を生み出しています。

様々な企業が業界へ参入し、世界の太陽電池産業での地位も上昇しています。

ドイツはその成果に満足していて、引き続き業界のリーダーであり続けるであろう。

08年に入り、太陽光発電電力の買い取りレートを従来の計画から最低4パーセント、最大30パーセント引き下げることが検討されています。

この背景にあるのは、太陽電池市場の予想以上の拡大とコストダウンの進展で、買い取りレートを下げても十分に投資インセンティブが働くとの判断からきています。