太陽光発電の市場予想

07年の太陽電池市場はシステムベースで1兆7000億円、08年には2兆3000億円と予想されていました。

短期的には、フィード・イン・タリフなどの太陽光発電の導入促進、京都議定書で定められた第一次約束期間への対応が追い風になっています。

地球温暖化対策をその目的とする京都議定書は、97年の採択の後、ロシアの加盟により05年2月に発効しています。

開発の加速による太陽電池のコストパフォーマンスの向上、太陽電池システムの経済的有用性が高まってくることなどから、相当の値下がりはあるものの、2010年の市場規模は3兆6600億円、2015年は9兆2000億円、2020年は14兆3000億円と市場は高成長を持続するであろう。

2020年以降に想定される太陽電池及び太陽電池製造装置市場の次の市場の起爆剤として期待されるのは、クリーンエネルギーへの巨大な需要を背景に、2030年に728~3000ギガワットと予想される太陽光発電量と技術革新である。

ポスト京都議定書の温暖化ガス削減の枠組みは不透明なために、中期的な市場予想では、日本は04年に示した太陽光発電のロードマップであるPV2030を参考にする。

PV2030では、2030年に日本の総電力量の10分の1に当たる年間100ギガワットを太陽電池で発電することを目標に、各方式の変換効率やコストなどの目標を設定しています。

このPV2030プロジェクトが実行され、日本の太陽光発電能力が100ギガワットとなり、ほかの地域でも経済規模と各地域のエネルギー使用効率に見合った太陽光発電能力が整備されると想定しています。

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